ついに8月も最終日。
子供の頃を思い返すと、8月31日と9月1日というのは、1年のうちで最も「切り替わる日」なんだよなあ。
夜、2018年のサッカー男子ワールドカップ最終予選、日本対オーストラリアの試合を観戦。
試合前、ゴール裏の青いビニール袋の応援が綺麗だった。
先発メンバーをみて、長谷部と長友のコンディションが不安。
本田、香川、岡崎がベンチというのは、最近の彼らの調子をみると仕方ないのだが、いなけりゃいないで、なんだか心配だな、と思いつつ試合開始。
0-0のまま前半終了かと思いきや、長友からのセンタリングを飛び出してきた浅野が見事に合わせて先制!
浅野があまりにも綺麗にゴール前にひとりでいたので、「これ、オフサイドじゃないの?」と思ったのだけれど、リプレイをみると、最高のタイミングでゴール前に抜け出していた。
1-0でリードして後半へ。オーストラリアは今日負けても、最終戦はホームでタイ戦だから、かなり勝てる可能性は高そうだし、余裕なんじゃないの?と考えていたのだが、今日、日本代表が勝ってワールドカップ出場を決めると、日本のアウェイでのサウジアラビア戦は消化試合になってしまい、サウジアラビアが勝つ可能性が高まるのだよなあ。ということもあり、後半はかなりオーストラリア代表が攻めてきた。
前半に1点リードして、そのまま後半へという展開に、ワールドカップのオーストラリア戦で、後半に3失点して逆転負けした試合があったのを思い出し、心配になる。
しかしながら、今日の日本代表のディフェンスはずっと集中が途切れず、なんだか安心してみていられた。
そして、後半37分。井手口選手のミドルシュートで追加点をあげ、2-0に。
オーストラリアは、またまたケーヒル選手を投入してきたが、今日は最後までしっかり守って、ワールドカップ出場決定!
オーストラリアにワールドカップ予選で勝ったのは初めてらしい。
今日の試合は、試合展開といい、ひどいラフプレーもお互いになかったことといい、スタジアムの雰囲気といい、僕がこれまでみてきた日本代表の試合のなかでも、ベストゲームだったのではなかろうか。
この大事な試合、スタメンに抜擢した浅野選手と井手口選手が活躍したのだから、ハリルホジッチ監督は、やっぱりすごい監督なんじゃなかろうか。
ハリルホジッチ監督が、試合後のセレモニーで、日本語でぎこちないあいさつをしたあと、歓喜のなか、選手たちに水シャワーを浴びせられていたのは、なんだかとても良い場面で、観ている僕も嬉しくなった。
ハリルホジッチ監督、メディアからはけっこう酷評されることもあったけれど、たいしたものじゃないか。
僕は熱心なサッカーファンじゃないのだけれど、日本代表が出場していないワールドカップは寂しい、とは思う。
男子サッカー日本代表がワールドカップ出場を決め、8月が終わった。
やっぱり、大事な試合をホームで勝つというのは、良いものだよね。
スタジアムで、家で観ていた子どもたちにとっては、最高の夏休みの最終日だったに違いない。
うちの子たちは、まったくサッカーに興味はなさそうで、塾の宿題をやっていたのだけれど。
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