朝のニュースで、タイガー・ウッズのマスターズ優勝を知った。僕はゴルフにかんしては『みんなのGOLF』限定なのだが(実際には、ゴルフ大会に参加しないと当直になる、という病院で、少しだけやったことはあるが、致命的に向いていなかった)、まさに一世を風靡したタイガー・ウッズの復活には感慨深いものがある。というか、映画を極めた後の凋落やセックス依存症とかでさんざんネタにされていた人なのに、こうして復活するとみんなが「感動した!」とつぶやき、称賛しているのを目の当たりにすると、人の心というのは、本当に移ろいやすいものだなあ、と考えてしまうのだ。タイガー・ウッズ本人は、こういう周囲の人々やメディアの、あまりにもわかりやすい変化をどういうふうにみているのだろうか。こればかりは、大スターになってみないとわからない。
今日は仕事が忙しく、長男の迎えに少し遅れてしまった。いや、こういう仕事だから、いままであまり遅れずに済んでいることのほうが幸運だともいえる。
寝る前に、『やよい軒』が、一部の店で試験的に「ごはんのおかわり有料化」をはじめるというニュースをみた。
店によって「有料化」のやりかたが違うそうだが(いくつかのパターンのデータを比較するつもりなのだろう)、ある店では「おかわり自由だとプラス30円」になるとのこと。経営側は「おかわりをしない人の『不公平感』の是正」を理由にあげているそうだけれど、これが値上げの方便なのか、本当にそういう声があるのかはわからない。ただ、「自分はおかわりしないのに、おかわりする人の分のコストを負担させられているのは不公平だ」とか言う人は「いそう」ではある。実際は、30円アップならそんなに懐が痛むわけではないのだが、店側としては「おかわり自由の人」と「そうでない人」を見分けられるようにしなければならないので、コストがかかり、店員の仕事も増えるのではないか。
客側としては、「店員におかわりを頼む」ようになるのであれば、めんどくさいし、頼みづらい、とも思う。『やよい軒』は、自分のタイミングで、自分の好きなだけ、自分でご飯をついで食べられるのが最大のストロングポイントなんだけどなあ。ごはんの自由がない『やよい軒』など、チープな『大戸屋』でしかない。僕としては、全ての定食メニューが30円アップでもいいから、今の形式のままが良いのだが。
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