じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

居場所によっては、まだ、「若輩者」として振る舞うのが自然なこともあるのだな。

 遅番を終えてから、歓迎会へ。
 なんとかギリギリで着けると踏んでいたのだが、結局、少し遅刻してしまった。
 歓迎していただく立場としては、先輩を待たせて申し訳ない。

 この職場でははじめての飲み会なので、いろんなことを根掘り葉掘り聞かれるのではないかと戦々恐々としていたのだけれど、お酒と懐石料理で、大人の世間話をする、という雰囲気で、居心地がよくて安心した。
 そういえば、ここ5年くらいは、職場でも僕は年長組であることが多くて、飲み会でも研修医たちに何かを話す、という状況になることが多かった気がする。僕は説教するのもされるのも苦手なのだが、説教めいた話だな、と自覚しながらも話を続けざるをえないこともあるのだよなあ。
 久々の「年長者の話を聞かせてもらう」というポジションでの飲み会は、正直、ちょっとラクで楽しくもあったのだ。食事もおいしかったし。
 自分もずいぶん年を取ったものだと思うけれど、居場所によっては、まだ、「若輩者」として振る舞うのが自然なこともあるのだな。
 もう少し飲んでもいいかな、ともその場では感じていたのだけれど、明日の朝からの仕事を考えると、「ちょっと飲み足りないくらいが、ちょうどいい」のだろう。
 スポーツニュースをみたら、新井さんの代打逆転タイムリーでカープDeNAに勝っていた。
 やっぱり、この人が打つと盛り上がる。
 飲み会のプレッシャーから解放されたのとあわせて、良い気分で眠りにつけた。