「3強」の複勝で、なんで唯一来ないのを買っちゃうのかなあ。 - じっぽ当直日誌・スーパーマイルド＠はてな

　大阪杯。
　サトノダイヤモンドの復活を期待しつつも、いまひとつ自信も持てなかったので、サトノダイヤモンドの複勝と一発があるならこれだとトリオンフの単勝を買って観戦。
　サトノダイヤモンドが好スタートを切って、スワーヴリチャードが後方からになったときには、もらった、と思ったんだけどなあ。
　スローペースのなかスワーヴリチャードが一気に押し上げて先頭に立ったときには、「ああ、やっちまったな」とほくそ笑んだのだが、そのまま押し切って先頭でゴール。
2着にペルシアンナイト、3着にアルアイン。
　サトノダイヤモンドは、道中包まれ、前が壁になってまともに追えず、全く見せ場なし。データで、大阪杯の1枠は全く来ていない、というのがあったのは気になっていたのだけれど、それはこれまで1枠に入った馬が弱かっただけで、今の高速＋内が残る馬場なら、スタートさえ決まれば有利だろう、と予想したのだけれど、データは侮れないな、やっぱり。こういうことになりやすいから、1枠は来ない、ということなのか。
　今日のサトノダイヤモンドに関して言えば、馬の状態や調子の問題なのか、騎手の乗り方なのか、枠順を含め、ツキがなかったのか、判断に迷うところではある。
　まあ、この三要素すべてがダメだったな今日は。

　ヤマカツライデンも、何しに出てきたんだ。ヤマカツエースのサポートになってないぞ。こんなスローにせずに、もっとちゃんと引っ張れよ。
　スワーヴリチャードは、「ミルコ・デムーロの神騎乗！」と実況で言っていたけれど、馬券を外した立場からいうと、あんなムチャクチャな乗り方をした馬に勝たれるなんて情けない話だ。みんなスローでちんたらやってるからだろ。
　そもそも、なんで先週は糞騎乗で、今週はいきなり神騎乗なんだよデムーロ。僕に恨みでもあるのか。
　なんだか悪い予感がして、普段よりも金額を抑えたことだけは自分を褒めておく。
　それにしても、この馬券、普段通りの枠連、馬連なら取れてたよなあ。ペルシアンナイトは、3歳時の阪神のアーリントンCがものすごく強いレースで、阪神が向いているのではないかと思っていて、4番手評価だったので。
　賭け事というのは、いつもと違うことをして、守りに入ると良くない、と思い知らされたレースだった。
　まあでも、競馬っていうのは、やっぱり難しいよね。
　春の天皇賞の惨敗からそんなに急に復活するわけないだろ、陣営は「まだ7分の状態」とか言ってるし、とオルフェーヴルを買わなかった宝塚記念で圧勝されて、やっぱり強い馬は強い、と学習したつもりが、今回は、強いはずの馬でもコンディションが整わないとダメ、という結果を見せつけられた。
　しかし、「3強」の複勝で、なんで唯一来ないのを買っちゃうのかなあ。
　見る目もなければ、運も悪い。こんなことをタラタラやっているうちに死んでしまうのだ。
　サトノダイヤモンドの複勝がこんなにつくのか、けっこう美味しいんじゃない？とか、こういう欲の皮が突っ張った予想は、だいたい外れるよね。美味しそうにみえるオッズになるには、それなりの理由があるんだよな。
　ああ、新年度は、激鬱なスタートになってしまった。