塾を終えた長男を迎えに行って、焼鳥屋へ。
コンビニで焼鳥串を頼むことはあっても、店で食べるのは久しぶりで、けっこう食べたのは事実なのだが、お洒落な店で子供連れでも入りやすかった一方で、会計をみると、お酒は全く飲んでいないのに、値が張ったなあ、とも思った。味も悪くないのだけれど、焼鳥の世界も変わってきているのだなあ。チャージ料とかも入っていたし(お通しも出たけど)。
『おかあさんといっしょ』の体操のよしお兄さんと、パント!のりさお姉さんが番組卒業を発表した。
よしお兄さんは14年間、りさお姉さんは7年間。
よしお兄さんは、もう「お兄さん」っていう感じでもなくなっていたものなあ。
僕が子供と一緒に見るようになったときは、うたのお兄さん、お姉さんは、だいすけお兄さん、たくみお姉さんで、いまだにその二人の時代が懐かしくなってしまうのだが(いつまでたっても、ドラえもんは大山のぶ代さんの声で再生されてしまうようなものだ)、この2人の運動系のお兄さん、お姉さんは、僕の息子たちが物心ついてから、ずっと『おかあさんといっしょ』にいたわけで、やっぱり寂しいものではある。『すりかえかめん』も終わりなのか……
しかし、こういう「子供が好きなものとの別れ」に関しては、案外、子供や気にしていないか、切り替えが早くて、親の側のほうが、子供の小さかった頃の思い出とともに、せつない気持ちになっているようにも思う。
長男も、あれだけ好きだった『きかんしゃトーマス』も、最近では『妖怪ウォッチ』や『ドラえもん』でさえも、「あれは小さい子供が観るものだから」と卒業宣言をして、平然としている。
子供は大人になっていくのに、親は、その成長に、戸惑ったり、薄情に感じてしまう。
僕も、たぶん、そんな子供だったはずだ。
自分たちが「通過点」だと理解しながら、より良い通過点であろうとし続けるのは、ラクではないよなあ。
よしお兄さん、りさお姉さん、長い間、おつかれさまでした。
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