じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

過剰なくらい「自粛」しておいたほうが、長い目でみればプラス、という判断がなされているのだろうな。

 ピエール瀧さん逮捕に関する報道が一日続いていた。
 長年の付き合いがあった伊集院光さんや一緒にラジオをやっていた赤江珠緒さんのコメントを見たり聴いたり。
「周りを包み込むような雰囲気の人だった」「スタッフにも優しかった」一方で、コカインに依存していた、というのは、みんなに優しくするということの負担、みたいなものを考えずにはいられなくなる話だ。いや、そんなことをこちらで勝手に考えて、許すとか許さないとか決められるような話じゃないんだけれども。「みんなに優しかった人」が、アルコール依存や不倫で家族を苦しめていた、なんていうのもよくあるし。
 PS4の『ジャッジアイズ』まで、パッケージ版の出荷自粛とダウンロード版の販売停止が発表され、駆け込み需要が発生している。
 後藤真希さんの不倫が報道されていたのだが、本人が「不適切な関係」を認めてしまうと、「まあ、人間だから、そういうことがあってもおかしくないよね」という気分になってしまった。というか、もともとどうでもいい話ではあるし、いまはそんなにメディアに出まくっている人でもないし、もともと品行方正なイメージでもない。ベッキーさんの不倫対応から、学んだ人もいる、ということなのだろう。隠したり言い訳をしたりすると「みんなにウソをつくな」と責められるが、認められると、「あとは個人、あるいは個々の家庭の問題」でしかない。
 AKB48選抜総選挙、今年は実施されないことになったそうだ。
 なんのかんの言っても、あの日だけAKBのことを思い出す、という人も多いはずで、残酷なシステムだけにインパクトも大きい。
 ピエール瀧さん絡みのコンテンツと一緒で、過剰なくらい「自粛」しておいたほうが、「なんでこんなときにやるんだ、不謹慎だ、反省が足りない」と言われるよりは、長い目でみればプラス、という判断がなされているのだろうな。
 とはいえ、AKB48に関しては、指原さんの卒業と平成の終わりとともに幕引きでも良さそうな気もする。