じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

畑正憲さんが「ムツゴロウ」と呼ばれるようになった理由が、いまさら気になってしまった。

 平日休みの木曜日なのだが季節の変わり目だからかなかなか起き上がれず、午前中はなんとか『Fit Boxing2』のデイリートレーニングの「かるい」をやったくらいで終わってしまった。

 せっかくの休みなのだから、と午後からは少し外出し、映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』を観た。これが観たかった、というよりは、何か観たい、というなかでの条件にいちばん合っていたのがこれ、という感じだった。『ネメシス』とか、テレビでも観たことないしなあ。でも、そんな感じで期待しないで観ると、案外面白かった。ハードルを上げすぎないのは大事。

 今日の風雨で、桜もほとんど散ってしまったなあ。入学式まで、あと少しだったのに。今年は身内に対象者はいないけど。

 「ムツゴロウさん」こと、畑正憲さんが亡くなられた。
 『動物王国』観ていたなあ。「よーしよしよし」とか、けっこうネタとしても使われていたし。
 畑さんは麻雀が強いことでも知られていて、「動物好き」=「優しい穏やかな人」というのは、こちら側の勝手な思い込みにすぎないのだな、と感じた記憶がある。実際は、優しく穏やかに見える人のなかにも「ギャンブル熱」みたいなのが潜んでいることがあるのが人間だ、ということなのだろう。
 競馬中継にゲスト出演していて、アイリッシュダンスという馬がフケ(発情期)であることを画面越しに見抜き、その馬は3番人気で10着だった。そうやって「人気でも消せる馬」を見抜けるだけでも、馬券師としてトータルで勝てそうな気もする。
 そういえば、なぜ「ムツゴロウ」なのか気になってネットで調べてみたのだが、「睡眠時間が短く、徹夜で仕事をしているときの姿が『ムツゴロウ』に似ていると言われて」とか「本を出すときに出版社につけられた」とか、いろんな話が出てくるのだが、どれが本当なのかは結局判断できなかった。
 存命のうちに、本人に確認しておけば、とも思うけれど、本人もはっきり覚えていないか、あえてはっきりさせる必要はないと思っていたのだろうか。

 それにしても、最近、僕が子どもの頃からみてきた人たちの訃報が多すぎる。僕もそういう年齢なんだよな、やっぱり。

 カープは雨天コールドで新井監督が就任初勝利。途中までリードしていたのは知っていたけれど、また逆転されそうな気がして、経過を追わないようにしていた。雨でびしょ濡れになりながら、ようやく勝ったというのは、なんだか新井さんらしくもある。これで少しは流れが変わってくれればいいけれど。

 25時くらいに就寝。

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