カープはマジック1で迎えたDeNA戦。
先発・中村祐太がなんとか5回2失点で抑えたものの、打線は今季初先発のDeNA・国吉をなかなか打てず。5回の裏、1アウトランナー3塁で、代打は新井さん!
その新井さんも、エスコバーの150キロを超える速球には、当てるのが精いっぱい、のように見えた。
しかしながら、新井さんは、懸命に粘った末になんとかタイミングを合わせ、犠牲フライで1点返した。ああ、これぞまさに新井さんのチームバッティング。よし、これだ、今日は勝つぞ!球場も大盛り上がりだ!
……ところが、6回の表に、一岡がノーアウト1塁2塁からツーアウトまで持ってきたのにDeNAの打率1割台の乙坂にタイムリーを打たれ、また2点差に。
だが、この裏の攻撃は、新井さんの執念が乗り移ったかのごとく、カープ打線が爆発。
丸のソロホームランに鈴木誠也がレフト前ヒットで続き、松山が同点のスリーベースヒット!同点!なおもノーアウト3塁!これはいける!
……後続は外野フライのひとつも打てずに無得点。何それ。
まあ、同点に追いつけば、ホームのカープのほうが有利!あとは、ヤクルトが先に負けて決まってしまわないと良いのだけれど……今日はさすがに中日の旗色が良さそうだな。その場合でも、ヤクルト負けでカープも負けて胴上げというのは、情けないことこの上ないので、勘弁してほしい。今日は絶対勝たねば!!!
……不甲斐ない、ああ情けない。
7回から登板したフランスアが8回ロペスに勝ち越し2ランを浴び、打線も無抵抗のまま試合終了。正直、勝てなくて残念、優勝を決められなくて残念、というよりも、何やってんだよ、情けない、みっともない試合ばっかりしやがって、と腹が立ってきた。こんなの、コーヒーは冷めるし、ビールはぬるくなる。優勝を祝おう!という気持ちよりも、これで優勝とか言えるのかよ、という苛立ちばかりがつのる。実際に優勝してしまえば、それなりに喜べるのかもしれないが、これだけ肩すかしが続くと、もう知らん、と言いたくもなる。
あとひとつだぞ、たったひとつ勝てばいいのに、地元胴上げをみんな楽しみにしているのに、なんでこんな試合ばっかりやってるんだよ。
新井さんが必死に食らいついて犠牲フライ打ったのは何だったんだよ……
ヤクルトが土壇場で追いついて逆転勝ちしてくれなかったら、史上最大級にみっともない胴上げがマツダスタジアムで行われていたはずだ。ヤクルトさん、本当にありがとう。
ペナントレースはこれまでの積み重ねであり、優勝決定試合だけで評価するのはおかしいのも理屈ではわかるんだけどさ。これはさすがに酷すぎる。本当にもう勘弁してくれ。
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