じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

映画『スカイスクレイパー』観賞。カープは、ついにマジック「2」

 今日は当番なので、夕方まで仕事。
 夜、映画『スカイスクレイパー』を観に行った。
 ちょっと疲れてもいたし、肩の凝らないアクション映画みたいなものが良いな、と思って。
 『スカイスクレイパー』は、そういうニーズに過不足なく答えてくれる作品だった。
 高所恐怖症の僕は、手汗をけっこうかいてしまい、これは僕にはあのビルをよじのぼるのは無理そうだ。というか、主人公のウィル、『SASUKE』に出ればいいのに。
 「普通に面白いアクション映画」だったのだけれど、「傑作」や「感動の超大作」じゃなくてもいい、というか、そういう重みのある作品じゃないほうがいい夜というのもある。

 カープマツダスタジアム阪神とのデーゲームだったのだが、岡田が大炎上して完敗。
 良いときの岡田は、本当に、見ていて惚れ惚れするピッチャーで、日本代表のエースになれるんじゃないか、と思うくらいなのだけれど、突然大崩れして大量失点することがあるのだよなあ。しかも、最近はその頻度が多い。ポストシーズンは、大瀬良、ジョンソン、野村は当確として、その次は岡田・九里の名前が挙がるのだけれど、岡田は出来不出来の差が激しく、九里はそこそこ安定してはいるものの、相手打線を圧倒する力はない、というのがいまの状態だ。考えてみると、この先発陣で、よくこんなに独走できたものだ。今年の場合は、セリーグの他球団がちょうど世代交代期で、戦力を整備しきれていなかったことも大きいように思う。

 ヤクルトが敗れたため、マジックは「2」。ヤクルトが明日のデーゲームで負け、カープがナイターで勝てば、リーグ3連覇が決まる。ついに悲願のマツダスタジアムでの胴上げだ。
 個人的には、夜空が背景の胴上げが好きだ。休前日だとなお良い。そのまま徹底的に祝杯をあげられるし。
 まあでも、カープにとっての課題というか宿題は「そのあと」ではあるんだよね。
 贅沢な悩みではあるし、来年以降は新井さんがいなくなり、丸や松山のFAもあって、こんなにうまくいくかどうかはわからないのだけれど。
 永遠に黄金時代のチームなどはないし(今のホークスをみていて、本当にそう思う)、今のカープのことを、よく見て、記憶していこう。


スカイスクレイパー

スカイスクレイパー