肌寒い11月3日、文化の日。今週は日曜から1日仕事をしては休み、というスケジュールになっているので、嬉しくもあり、落ち着かなくもあり。
地方競馬の祭典、JBCは今年は馬券は買わずに結果をみるだけにした。最近は、ギャンブルで負けることがすごく怖くなってきている。おかげで、勝ってもたいして儲からない勝負ばかりなので、気乗りしないときはなるべくやめるようにしている。しかし、クリソベリルは本当に強いなあ。
明日はアメリカ大統領選挙の投票日。現職のトランプ大統領が新型コロナ対策で評価を落とし、民主党のバイデン候補有利が伝えられていたのだが、投票前になってトランプ大統領が急激に追い上げてきているらしい。正直、トランプ大統領の発言や政策はかなり無茶なものが多いと思うのだが、同時代の外国で生きる有象無象のひとりとしては、「ネタを提供してくれる、面白い人」だいうことも認めざるをえない。不謹慎なのは百も承知なのだが。もしかしたら、ヒトラーが出てきたときも、ドイツの人たちは「なんか面白い政治家が出てきたな」みたいな気分だったのかもしれないな、と想像するのだが、自分がその時代を生きていると、「それが危険なものか」なんていうのはわからないものだよなあ。オウム真理教も、さまざまな事件が発覚する前は、さんざんみんなで笑いのネタにしていたのだから。
トランプさんとバイデンさんが並んでいる写真をみると、どうしても高齢のバイデンさんが頼りなく感じるのも事実で、新型コロナ禍にさらされているアメリカ人も「自信がありそうな人」に投票してしまうのかもしれない。人は見た目が9割、というのは、あまり認めたくないが、たぶん、けっこう正しい。
トランプ大統領が再選されたら、「またトランプ?」だし、バイデン大統領になったら「無難かもしれないけど、なんかつまんないな」と僕は思いそうだ。
前回の結果を踏まえると、メディアの予想よりもトランプ大統領は強そうだし、その一方で、バイデン支持者も前回の油断を教訓にして投票に行くのではないか、という気もする。
さて、「世界でもっとも権力を持つ人間」に選ばれるのはどちらになるのか。
この4年間のトランプ大統領をみていると、「とはいえ、アメリカの大統領も好きなことをやり放題なわけではないのだな」ということもわかったのだけれども。