じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

「巨人・大竹寛」の引退と鈴木誠也のポスティング報道


 金曜日は、平日休み明け+早出+遅番のため、毎週、その週を乗り切るための最後の壁に立ち向かっているような気分になる。とりあえず朝、ちゃんと病院に着くとホッとする。もう何年も同じことを続けているので、いいかげんに慣れろよ自分、という感じだが。

 ネットニュースで、巨人の大竹寛投手が今年で引退、というニュースを見た。あの、一岡投手の人的補償カープを去った(本当は大竹の補償が一岡)大竹も巨人の選手として引退か……大竹自身にとって、あのFAは成功だったのだろうか?本人はどう思っているのかなあ。先発失格の烙印を押され、不良債権よばわりされていたのが、リリーフとして復活してここまでよくやってきたようにも思う。巨人というチームは、一度忘れられてしまえば、思い出してもらうのが難しいチームだし。


fujipon.hatenablog.com


 さすがにもう、大竹引退と聞いても、おつかれさま、という感じではあったのだが、夕方に、鈴木誠也が今シーズン終了後にポスティングでメジャー移籍決定的、というのをTwitter経由で観た。
 
 覚悟していた話ではあるし、カープの、いや、日本のプロ野球の年俸では、鈴木誠也がメジャーで稼ぐであろうお金には到底かなわないだろう、そもそも、今シーズンの前半は、なんだかおもしろくなさそうに野球やっていたしなあ、と思っていたのだ。
 でも、わかっていても、それを突き付けられると、寂しくはある。そりゃ、巨人にFA、とかよりは、ショックは少ないし、カープ卒業生として応援はするけれど。
 内心、坂倉や小園、林の成長もあり、これで来年も鈴木誠也がいてくれたら、今年よりも良い勝負ができるのではないか、と淡い期待もしていなくもなかったが、新型コロナによる収入減が2年も続き、今年は大瀬良と九里のFAもあり、球団の懐事情が厳しいのもわかっている。
 わかっているのだが、鈴木誠也がいなくなることによる戦力ダウンはとてつもないよなあ。

 まあ、カープのリーグ三連覇がはじまったのは、前田健太がメジャーに移籍してからだったし、やってみれば、意外と新戦力が活躍するかも……いや、もしかしたら鈴木誠也が残留する可能性も……と、無駄な期待をしないことには慣れた。なんとか大瀬良、九里の残留に全力を尽くしていただきたい。
 このままいけば、来年の開幕は、マツダスタジアムの大歓声が戻ってくるのだろうか。

 鈴木誠也が在籍しているうちに、一度は日本一になっておきたかったなあ、超満員のスタンドの大歓声で、アメリカに送り出したかったなあ……すでに未練だらけだ。