じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

Switch『ライブアライブ』体験版の「中途半端さ」が気になった。


 久しぶりに特に予定もなく、体調もまずまずの日曜日。
 こういう日があればなあ、とずっと思っていたのだが、実際にそうなってみると、案外やることがない。暑くてなるべく外にも出たくないし。
 結局、家で『ライブアライブ』の体験版をずっとやっていた……と言いたいところだが、予想外に体験版が短くて、体験版で遊べる3つのストーリーの序盤のうち、2つ終えたところでひとまず終了。それぞれ1時間くらいのボリュームだった。
 体験版だしこんなものなのかもしれないが、気になったのは、体験版の部分を終えても、あまり面白さが感じられなかったというか、体験版が終わるところがなんだか中途半端で、ゲームに馴染めるほどの長さもなく、この続きが気になる、という場面で途切れるわけでもなかったことだ。昔のRPG好きとしては、楽しみにしていたタイトルなのだが、体験版を遊んでみて、かえって買うかどうか迷ってしまった。
 最近遊んだゲーム『トライアングルストラテジー』や『十三機兵防衛圏』の体験版は、体験版の範囲を終えた時点で「早くこの続きをやりたい!」と早速購入してしまう「引きの強さ」があったのに。週刊誌の漫画連載でも、ストーリー漫画の場合、「続きが気になるところで1話を終える」というのが重視されていた。『ライブアライブ』の場合、せっかく「体験版」を作っても、これではかえって逆効果なのでは。それでもたぶん、僕は買うとは思うのだけれど。

 結局、Netflixをダラダラと眺め、暑いねー、を繰り返しながら一日を終えてしまった。もし死ぬ間際だったら、「あの1日が今あれば……」と後悔しそうだ。そもそも、記憶にも残らないか。
 
 今村聖奈騎手がCBC賞を重賞初騎乗で逃げ切り勝利。1200メートルを1分5秒台の勝ち時計は開幕週の小倉とはいえ速い。これでは、他の馬はどうしようもなかっただろう。武豊騎手や池添騎手が「チャンスをもらえたとしても、それを活かすのはたいしたもの」だとコメントしていたが、運や縁も結果につなげる実力がなければ意味がないのだ。僕は武豊騎手の全盛期「そりゃあんなにいい馬ばかりに乗っているからな」と思っていたのだが、「強い馬をちゃんと勝たせる」ことは決して簡単ではないし、前評判が高いほど、失敗した時の批判は大きくなる。
 この春の横山武史騎手やエフフォーリアをみていると、一度狂った歯車をまた噛み合わせるのは大変だと痛感する。三浦皇成騎手も、どこかで一度でもG1を勝てていたら、騎手としてのポジションは全く違ったものになっていたのではなかろうか。
 ディープインパクトをあれだけ勝たせ続けた(負けたのは3歳時の有馬記念と4歳時の凱旋門賞だけ)武豊と厩舎は、本当に凄かった。あの有馬記念の時は、「えっ?中山で(中山は苦手とされていた)ハーツクライに負けちゃうの?」って、ハズレ馬券を粉々にちぎってゴミ箱に投げ込んだのだが。