ゴルバチョフ元書記長逝去。91歳。
ペレストロイカ、グラスノスチ、ベルリンの壁崩壊。
ノーベル平和賞も受賞したし、『ゴルビーのパイプライン大作戦』なんていうテレビゲームまで発売されていたのを思い出す。
自然な歴史の流れだったのかもしれないが、今のロシアには、ソ連時代を懐かしむ人も多いらしい。
貧しくてもみんなが同じくらいの世界と、全体的には豊かになっても、格差が拡がり、自分と他人を比較せずにはいられない世界。どちらが幸せだったのだろうか。ただ、中国では、昔のほうがよかった、というような話はあまり聞かないから(日本で報じられることがないからなのかもしれないが)、イデオロギーの内容よりも、一般市民の生活が豊かになることのほうが、国の安定には重要なのではないか。
「ゴルバチョフって、まだ生きていたんだね」と長男が言っていた。
僕にとってのゴルバチョフという人は、リアルタイムでみてきた超有名人なのだが、中学生の長男にとってはすでに「歴史上の人物」なのだ。
ゴルバチョフが91歳ということは、僕も年を取って当然だよなあ。昨日も稲盛さんの訃報で同じことを思ったな。
平日休みで、天気も終日雨が降ったりやんだりということもあり、ひさしぶりに家でAmazonプライムやNetflixをみて過ごした。
ずっと使っていると、Netflixは、オリジナルコンテンツは豊富だし、ドキュメンタリーやアニメは強いが、劇場公開された映画の配信は、新鮮さがいまひとつ、ということがわかってきた。あと、アニメはけっこう入れ替わりが激しい。それでも、観るもの、いつか観たいものはたくさんあるのだけれど、「でも今日じゃないよなあ……」という感じ。コンテンツの問題というより、季節の変わり目で僕のメンタルが不安定になっているせいかもしれない。
Amazonプライムには観たい映画はあるのだが、明日は早番だし、48時間以内に観終えられる自信もないので、結局、少しずつ観てきた『SPY×FAMILY』と『とある科学の超電磁砲』を1話ずつ。とりあえず元気が出そうなやつを、と思ったのだが、『超電磁砲』(これ「レールガン」で変換すると「超電磁砲」が出てくるのすごい。これぞ集合知!)は、美琴のクローンがアクセラレータにやられる回で、ややどんよりしつつ眠剤を飲んで寝た。いつもは半錠だが、今日は半錠×2。