じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

大寒波襲来と門田博光さんの思い出

 午後から10年に一度レベルの大寒波がやってきて、雪も降りそうとのこと。
 これはまた大変だなあ、と思ったのだが、仕事に関しては、外来の患者さんが少なくてラクにはなった。
「不要不急の外出は控えて」って、ネットやテレビでだいぶ流れていたからなあ。

 結局、雪もうっすらと地面を覆っているくらいだし、仕事も少なくて悪くはなかったな、などと思いつつ車で帰宅していたら、途中から雪が降りはじめ、あっという間に積もっていき、渋滞もはじまった。結局、積雪も渋滞もひどくなる前になんとか家に帰り着いたのだが、明日はどうなることやら。
 明日は早めに出なければならない可能性が高いので、食事を済ませてお風呂にも入り、まあ少しくらいいいか、と『ファイアーエムブレム エンゲージ』をやり始めたら例のごとく「キリがいいところまで」のつもりが、その「キリ」がどんどん先延ばしになり、23時過ぎまで遊んでしまった。
 相変わらず拠点で仲間を探して会話したり、装備を付け替えたりするのはめんどくさいのだが、『風花雪月』よりはシンプルにはなっている。レビューなどでは「交流が少ない」への不満の声も多いのだけれど、僕は今作のほうが好きだ。でも、ストーリーはちょっと腑に落ちないというか、ストーリー上でのキャラクターの強さがあまりにも急に変化しすぎな気がする。えっ、この人(人じゃないが)jそんなに弱かったの?みたいな。
 これがこんなに売れるのであれば『トライアングル・ストラテジー』も、もう少し売れていても良さそうなものだが、それがブランド力というものなのか。
 
 門田博光さんが亡くなられた。
 まだホークスの本拠地が平和台球場だった頃、門田さんを試合で観たことがある。
 門田さんは、選手のなかでひときわ目立っていて、背が低くて身体がゴツくて、ものすごいスイングをする人だった。
 晩年で成績もだいぶ落ちていたのだけれど、歓声は大きかった。
 思えば、あの頃の門田さんは、今の僕よりもずっと若かった。あのとき、僕は確か大学生で、部活の先輩たちと観戦していた。
 567本のホームランは、王さん、野村克也さんに続く歴代3位。ちなみに4位は僕の子供の頃からの野球の神様、山本浩二さんで536本。
 これだけの実績を残した人としては、体調のこともあったのか、指導者としてはプロ野球チームの監督どころかコーチもやったことがない、というのも意外ではある。頼まれたことは2回あった、と以前インタビューで仰っていたようだが。

 明日は休みにならないかなあ、と思いつつ24時半くらいに就寝。
 早く眠らなくてはいけない日のゲームは、こんな年齢になっても面白いので困る。


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