7時に起床。
長男が「釣りに行きたい」と義父にお願いをしていたとのころで、みんなで川釣りに行くことに。
僕も子供の頃は釣りに行っていたのだが、長じてからは、釣りよりゲームセンター、という生活が長いため、釣りのやり方などはほとんど忘れてしまっており、役に立てずに大変申し訳ない。
アウトドア派の義父は、釣り竿をセッティングし、長男に釣りを教えながら、自分でもハヤをな20匹くらい釣り上げており、竿さばきは素人の僕が見てもカッコいいなと思う。
釣りはやらなくても、『釣りキチ三平』は読んでいたからなあ。
あのマンガを読んでいて疑問だったのは、あまたの魚がいるなかで、「ヌシ」というのをピンポイントで釣れるものなのか、ということではあった。
長男も、釣り竿の扱いはかなり上手になったものの、なかなか釣れず。
というか、ちょっと竿に触ったら、「もういいや、笹舟で競争しよう！」と言い出す体たらくで、そのインドア野郎っぷりには昔の自分をみているようで大変申し訳ない気分になる。
なぜ、ここまで来て、笹舟……なだめすかして、釣りの練習をさせたものの、そんなに好きじゃないんだろうなあ、というのがあらためて浮き彫りにされた一日ではあった。
その後も、川辺で「ダムづくり」とかを嬉々としてやっていたし……
ちなみに1歳半の次男は、なぜか「川にものを投げ込む」というのにハマっていて、土の塊や石などを、休みなくジャワッ、ボチャーン、と放り込んでいた。
しまいには、自分自身も転んで、浅瀬にダイブ。びしょ濡れになって大泣き。
何が面白いのかサッパリわからないのだが、同じような行動をとっている、年齢が近そうな男の子がいたので、そういう時期、なのだろうか……まあ、大人になってもやっているとは思えないし……
帰宅後、家族で食事をし、みんなが寝静まったあと、ヴィクトリアマイルを録画観戦。
◎ショウナンパンドラ、○ミッキークイーン、▲ストレイトガール、△マジックタイムという予想で、◎▲が同枠の7枠から枠連で購入していた。昨秋の秋の天皇賞の内容を考えると、ショウナンパンドラは東京コースの外枠でもこなすし、マイルでも通用しそう。前走太めでの出走の大阪杯で、前目で競馬をして3着。そして今回はマイナス体重で絞れており、パドックでも秘めた闘志を感じていたのだ。
ただ、ヴィクトリアマイルというのは、基本的に荒れるレースだというイメージが強いので、当てる自信はなかったのだけれども。
レースは、本命ショウナンパンドラがスタートで飛び上がってしまい、やや出遅れぎみ。
先行勢は入れ替わり立ち替わり、という出入りが激しいレースになったのだが、最後の直線で、大外からショウナンパンドラが伸びてきた。よし、いける、差せ！
しかしながら、レースを制したのは、外めの枠から道中内に潜り込み、足をためていたストレートガール。最後の200mは、「突き抜けた」という表現がぴったりの矢のような伸びで、圧勝。
7歳牝馬のG１制覇は、JRA史上初らしい。
突き離された2着争いは、一度外のショウナンパンドラが前に出たかのように見えたのだが、ストレイトガールの後から、同じルートを通って伸びてきたミッキークイーンがハナ差で2着。
ショウナンパンドラ2着だったら、大幅プラスだったのに……というかこれ、3連系でも本線的中だったのに。
それでも、大荒れを覚悟していたレースで的中できれば、悪い気分になるわけがない。
ショウナンパンドラ、あのスタートに大外をまわって、2着とハナ差だからな……惜しかった。
でも、今日に関しては、ストレイトガールには敵わなかったな。
7歳牝馬、一度引退と報道された後、それを覆して現役続行、前走の阪神牝馬Sでは見せ場なしの9着で、これはもう終わっているのでは、と僕も半分くらい思っていたのだけれど、この馬は一昨年のヴィクトリアマイルでは、前が詰まらなかったら突き抜けそうな脚で3着、昨年は、到底届きそうもない位置から、ゴール前にケイアイエレガントをきっちり差し切って優勝と、とにかく、東京マイルの適性が高そうだったのだ。
去年の勝ちっぷりは強烈な印象だったし、トライアルで負けて本番で結果を出す、というパターンの馬だし。
そして、ヴィクトリアマイルというのは、同じ馬が何度も馬券にからむ、リピートレースだということもあって。
まあ、結果的に強かったから、いかにもわかってました、みたいなことを言えるのだけれど、重視していたはずの僕にとっても「何この強さ」と唖然とする圧勝劇だった。
本当に強い馬が出てきて、厳しいレースになれば、この大荒ればかりのG１レースも実績が反映された結果になるらしい。
25時に就寝。
