じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

スイッチ版『ダービースタリオン』を、ようやく始めてみた。


 まだインフルエンザの予防接種がけっこう多い。開業医では、ワクチンが品切れしているところも多いそうだ。今年は、まだ12月も半ばとはいえ、インフルエンザが例年よりもかなり減っているという。新型コロナの予防のためのマスクや手洗い・消毒、三密回避は、インフルエンザの予防にも効果を発揮している。というか、これまでのインフルエンザも、みんなが本気で予防していたら、流行を抑えられていたはず、ということだよなあ。しかし、今の「コロナ予防生活」が、これからの世界の「当たり前」になっていくのか、それとも、コロナが収束すれば、これまで通りの「ふれあい重視」に戻っていくのか。その両者が共存、反目しあうことになるのか。マスクって、邪魔だけど、慣れてみると、なんとなく気楽なところもあるんだよなあ。

 夜、ようやくニンテンドースイッチの『ダービースタリオン』をはじめた。
 僕にとっての『ダビスタ』は、「人生を変えたゲーム」でもあり、このゲームに出会うまでは、「競馬なんて、ギャンブルなんだろ、所詮」と否定していたのだ。親がだいぶ損してきたのも見ていたし。ところが、ファミコンの『ダービースタリオン』で、競馬の世界、競走馬の魅力にとりつかれてしまい、競馬や血統に関する本を読み、G1では欠かさず馬券を買うようになってしまった。まったく罪なゲームだよなあ。僕の周りには、「ダビスタ留年」した、と公言する人もいたし。今となっては、競馬なしの人生なんて、想像もつかない。
 
 しかしながら、6年前にニンテンドー3DSで出た、『ダービースタリオンGOLD』は、ゲームバランスが悪くて予想外というより理不尽なレース結果ばかりで、放牧もできないというクソゲーで、さすがの僕もすぐに投げ出してしまった。正直、『ダビスタ』のゲームシステムに、古さというか、めんどくささを感じるようになってもいたのだ。昔ほど時間もないし、「終わらないゲーム」に、「時間かかるしなあ」とか考えてしまうし。

 今回のスイッチ版『ダービースタリオン』、けっこう難しくて、いきなり借金生活に突入してしまった。リセットしてやり直そうかと思ったのだが、とりあえず育てている馬もいるし、初期設定の予算ではかなり厳しそうなので、そのまま続行することにした。レースも最後の直線までスキップできるようになったのは、『ダビスタ』らしくはないけれど、今の僕には快適ではある。
 ただ、巷のレビューでさんざん言われているように、とにかく場面切り替え時のロードが多くてテンポが悪い。レースが始まる前のロードはある程度致し方ないとしても……それだけで、なんだかやる気が失せてしまう。やっぱり楽しいんだけどね、ダビスタ。でも、今回も、一度やめてしまったら、また今度、と思っているうちに、いつの間にか忘れ去ってしまいそうな予感がする。学生時代は「終わらないゲーム」であることを長所に感じ、延々と寝食を忘れて遊んでいたけれど、いまは「終わらないゲームをやっても、キリがないし、時間がもったいない」と考えてしまうのだ。『ウイニングポスト』くらい、何もしないで済むゲームなら良いのだけれど。
 それでも、『ダビスタ』には頑張ってほしい。なんのかんの言っても、『ダビスタ』にはたくさんの思い出もあるし、昔からの友人のような存在なので。
 ロード問題については、今月中に改善するとメーカーは言っているみたい。頼むよ本当に。


ダービースタリオン|オンラインコード版

ダービースタリオン|オンラインコード版

  • 発売日: 2020/12/02
  • メディア: Software Download
(現状、ダウンロード版のほうが、ロード時間については若干マシなようです)