じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

大荒れG1の翌週でも、マイルCSのグランアレグリアはやっぱり強かった。

 久々に子どもたちとボーリングへ。
 やっぱり今回も爪が割れてしまった。
 投げ方に何か問題があるのだろうか。
 けっこう朝早くから出かけたのだけれど、すぐにレーンが埋まってしまって、やっぱりみんな外で活動したい気分なのかなあ、と思った。ボーリング場は緊急事態宣言下でも営業していたはずなんだけど。

 みんな久しぶりのボーリングだったのだけれど、そこそこ投げられており、とくに小学校に入った次男がけっこうサマになってきたのが心強い。まあ、バンパーをサイドにつけてもらったおかげではあった。

 スイッチの『ポケモン』の新作を購入して帰宅。みんな大好きなポケモンってすごいよなあ。しかし、ダブルパックを買ったら僕の分がない。いや、『女神転生V』をやらないと……って、あれを年内にクリアできるのだろうか……

 マイルCSはグランアレグリアの引退レース。先週のエリザベス女王杯阪神コースで大荒れになったのと、秋の天皇賞から中2週のローテーションが嫌われたのか、グランアレグリア単勝が2倍を超えており(シュネルマイスターなど、相手もけっこう揃い、3歳が強いという評価もあったのだろう)、複勝も1.2倍ついている。ここはグランの単勝で大勝負!と一瞬思ったのだが、あのタイキシャトルが引退レースのスプリンターズSで負けたのを思い出し、同じ藤澤厩舎の引退レースだし、まずは無事に、みたいな感じなのかも……と不安になり、堅めの馬券をグラン以外の組み合わせも含めて手広く買ってみた。
 レースを終えてみると、やっぱりグランアレグリアは強かった。外のほうが伸びるとはいえ、あれだけ外を回って差し切ったのは見事だった。2着も内からしぶとく伸びた2番人気のシュネルマイスター。先週は大荒れ、今週はガチガチの結果となった。3着のダノンザキッドは、パドックで落ち着きがなく、発汗もすごかったので、これは無いな……とみていたのだが、やっぱり競馬は難しい。個人的に応援していたサリオス、インディチャンプは見せ場はつくったものの馬券圏内には至らず。インディチャンプはもう6歳だし、この馬らしい競馬だったと思うが、サリオスは最後に逃げたホウオウアマゾンに差し返されたのが気になる。
 サリオス、朝日杯FSを圧勝し、3歳の皐月賞ではコントレイルと接戦、ダービーも2着で、秋には毎日王冠を制したまでは良かったのに、その後は「迷走」としか言いようのないレースが続き、馬券内にも入らず……それでも、今回もけっこう人気になっていたので、期待していた人も多かったのだろうな。僕もだけど。
 終わってみれば、グランアレグリア単勝は170円、複勝110円。荒れるかも……と思っていても、グランアレグリアの姿をみると、買ってしまうよねえ。引退レースということもあるし。
 しかし、僕が競馬をやりはじめた頃に若手の新進気鋭の調教師だった藤澤和雄先生も、ついに来年2月で定年なんだなあ。最後までグランアレグリアのような名馬を送り出したのだからすごい。グランアレグリア朝日杯FSNHKマイルCでは人気を集めて凡走していたことを思うと、5歳まで、よくここまで安定した成績を残せる馬になったものだ。デビューが2歳の早い時期だったこともあって、早熟馬じゃないか思い込んでいた。
 エリザベス女王杯をみて「競馬なんて信じられん!」と呆れていた僕が、今週は「やっぱり競馬はロマンだねえ」と深く頷いていた。結局、これを30年近く続けてきたのだよなあ。人間はなかなか変わらないし、時間が経つのは早い。