じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

『SPY×FAMILY』のヨル役の早見沙織さんの声に、癒されている。


 日曜日ではあるのだが、朝からひどい腹痛で午前中はまともに動けず。
 午後は競馬のG1がない週なので心穏やかに過ごしていたのだが、つい函館スプリントSエプソムカップの馬券をほんの少しだけ買う。結果をみて、まるで僕をあざ笑うかのような絶妙の外れっぷりにものすごく苛立つ。金額的には、G1の10分の1にも満たないくらいなのに。というか、このくらい負けでこんなにムカついている自分が悲しい……と思っているところに、見ないようにしているカープの試合結果をみてしまい、さらに怒りが湧いてくる。こんなに負けることそのものが情けないが、これから公式戦再開まで4日くらい試合が空くのに、最初から精彩を欠いていたアンダーソンをなぜあんなに投げさせ続けたのか。日程的には、使えるピッチャーはどんどんつぎ込んで食らいついていっても良い試合じゃないか。ああ、どうせ交流戦も今日で終わりだしな、やれやれ、とか思っているのが伝わってくる。終盤になって、CS進出まであとひとつ足りない、みたいなときに、こういう捨てゲームが効いてくるのだ。いや、こんなチームがCSとか日本シリーズとか出てきたらダメだよな。

 もうやたらイライラするので、軽い安定剤みたいなやつを内服して、『SPY×FAMILY』をNetflixで観ていた。ヨル役の早見沙織さんの声に、なんだかとても癒される。早見さんが演じる役は、みんな「ひとくせ」あるので、ひねくれた僕はかえってホッとするところがある。『シュタインズ・ゲート』以来、ずっと花澤香菜さん派(派?)だったのだが、最近は早見さんの声が気になる。家で時間があるときにはアニメをみていることが多いのだが、「なろう小説」をいちばん読んでいる層は30~50代、というのをどこかで聞いた。10年くらい前に『週刊プレイボーイ』を読んでいるのも同じくらいの年齢層だと知って、「ボーイ」じゃないんだな、と思うのと同時に、少し合点もいった記憶がある。そもそも、今の若者は、雑誌とか読まないのではなかろうか。そういう僕でさえ読んでいないし。『競馬ブック』を1週間くらいかけて隅々まで読んでいた時期もあったのだが。
 競馬も野球もネットも、自分で自分を苛立たせるものに触れに行っているのだ。とにかく、心地よく日々を過ごすことに専心したい。でも、実際にそうすると、何か物足りないんだよな。修業が足らん。