仕事を早めに終えて、新幹線で東京へ。
せっかく東京に来たので、『この世界の片隅に』を観に行こうと思っていたのだが、ちょっと新幹線で酔ってしまったのと(揺れたから、というより、ずっと本を集中して読んでいたのが良くなかった)、新宿駅のあまりの人の多さに圧倒されたのと、上映時間に間に合いそうになかったので断念。
僕の地元みたいに、予告の時間もあるから、上映時間ギリギリに駐車場に車を入れるくらいでいいや、というわけにはいかなかった……
明日はなんとか行けると良いのだが。というか、仕事で来たのに。
考えてみると、新宿って、あの歌舞伎町があるところなんだよな。どうりで人が多いわけだ。
とりあえず夕食を摂って、途中でみかけた「ブックファースト」という書店に寄った。
僕はこんなに人が多いところでは暮らしていけない、と思うのだけれど、書店の充実度に関しては、東京が本当にうらやましい。
鮫肌文殊さんが中島らもさんとの交流を書いた『らぶれたあ』という本が出ていたので購入。
出先で単行本はかさばるのだが、これを買わずに、読まずにいられようか。
いやまあ、地元でも探すのは全然難しくなさそうな本なんだけどさ。講談社だし。
あと、さやわかさんの『文学としてのドラゴンクエスト』も買った。けっこう厚いな、と思いきや、新書としてはかなり字が大きい。老眼が出てきている身としてはありがたいところもあるのだが、旅先だと「なんか無理に厚くしてるんじゃない?」と言いたくなってしまう。
Kindleにも読んでいない本のストックはあるんだけれど、旅先だと、つい書店に入りたくなり、つい紙の本を買って読みたくなるのだ。
新幹線のなかでずっと読んでいたのは『バンド臨終図鑑』だった。
うーむ、こうして並べてみると、40代半ばの読書傾向としては、いかがなものか。
SMAPがこの本で採りあげられる日が来るとは。
この本を読むと、メンバーが存命であるかぎり、バンドって大概再結成するものなんだな。
ホテルにチェックインして『ぐるナイ』を観賞。
二階堂さん、そりゃ頼みすぎだってば。
二階堂さんは洋服好きだけでなく肉好きも、「他人にアピールするための好き」じゃなくて、本当に自分のなかからわきあがってくる「好き」なんだな、という感じがするし、そういうのが女優としての表現力につながっているのかもしれない。
でも、これでクビレース的にはちょっと厳しくなったかも。
「若い女性枠」は、けっこう入れ替わりが激しいし。
羽鳥さんに「バラエティですよ!」って言われていた二階堂さんは、たしかに、バラエティの顔をしていなかった。
明日の研修に備え、25時に就寝。
今日映画に行けなかったのは、コンディションを考えると良かったのかもしれない。
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