じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

4か月ぶりの映画館で、『ランボー:ラスト・ブラッド』を観た。

 久々に映画館に行った。
 まだ映画館は閑散としているのだろうな、と思いきや、僕が行った夕方にはけっこう人がいた。
 僕が観た、『ランボーラスト・ブラッド』の観客は3人だったので、みんなスタジオジブリの名作のスクリーン上映とかを観に来ているのだろうか。たしかに、『風の谷のナウシカ』とか『もののけ姫』を映画館で観る機会というのは、僕の人生でこれが最後になるかもしれない。そう思うとけっこう貴重ではあるな。もっとも、ほとんどの映画に関しては「スクリーンで観る機会」ってほぼ一度きりなんだよなあ。
 予告編を観ていたら、『007』の新作の公開日が11月20日に決まったらしい。僕が『007』を知ったのは、ロジャー・ムーアがやっていた時代だったのだけれど、個人的には、今のダニエル・クレイグがいちばん僕のジェームズ・ボンドのイメージに近い。単にダニエル・クレイグが好きなだけか。ダニエル・クレイグのボンドもこれが最後になるらしいので残念。
 『ランボーラスト・ブラッド』は、いろんな意味で振り切れたというか、「みんながネタにしている『ランボー』って、こういうヤツだろ?」という声が聞こえてくるような作品だった。残酷シーン連発にもかかわらず(だからこそ?)「これはひどいwww」みたいな気分でニヤニヤしながら眺めずにはいられなかったのだ。4か月ぶりの映画鑑賞だったので、リハビリとしてはこのくらいの気軽に観られる映画でちょうどよかったような気がする(デートでこの映画をニヤニヤしながら観ていたら、絶対引かれると思うけど)。
 家に帰って、YouTubeのゲーム動画を観るともなく眺めていたら、あっという間に寝る時間になった。時間がもったいないと焦る一方で、何もしたくない、という気分も続いていて、どうしたものやら、という感じだ。このまま死んでいくのだろうか。僕の親は二人とも50代で死んでしまったことを最近よく考えてしまう。


ランボー (字幕版)

ランボー (字幕版)

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