じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

『カキフライが無いなら来なかった』って、けっこう良いタイトルだよな。


 平日休みで、外は寒かったので、なるべく屋内で過ごす。昼に松屋へバターチキンカレーを食べに行ったのだが、券売機のところで、「手違いでご飯を炊いていなくて、商品が出せません」と言われて驚いた。カレーが売り切れ、みたいなことはありうるとしても、あるいは、居酒屋で夜に「もうご飯ものはできません」というのは珍しくはないとしても、牛丼チェーン店で「ご飯切れ」とは……まあ、こちらには他の選択肢はいろいろあるし、キレるような話でもないのだが、丁寧に対応する気分にもなれなくて、「ああ、そうですか。しょうがないですね」とだけ言って立ち去った。まあ、ひとりでよかった、と思うべきなのだろうし、食べたいものが食べられなかった不満よりも、こういう「別にたいしたことではないのにイライラしてしまう自分」に直面するのがけっこう不快だ。ご飯がなければ来なかった。せきしろか。『カキフライが無いなら来なかった』って、けっこう良いタイトルだよな、と書店で見かけるたびに思う。

家で読書や文章書きなど。
買おうと思っていたプレイドが初日は値がつかず明日に持ち越しに。こんなに上がるとは思わなかった。グーグルと繋がりがある、というだけが理由なのだろうか。バルミューダの株価もすごいしなあ。ここも狙っていたのだけれど、さすがに高すぎて手が出ない。市場というのは業績を評価する場というより、人気投票みたいなものだ、と誰かが言っていたな。買う側としては、「これがこの値段なら安い」とか「株主優待が魅力的」だと思っていても、世間がどうみるかで株価は決まってしまう。逆に「なんでこれがここまで上がるの?」ということも少なからずあって、「上がるということは、何かあるのだろう」と乗っかってみたとたんに、正気に戻ったようにストンと値が下がる。自分が気づいたときには、世の中のだいたいのことは、もう手遅れなのだ。

 早起きする前夜は緊張してよく眠れないので、眠剤を飲んで早めに就寝。でも、最近「眠剤を飲んでも眠らないで済むコツ」を掴んだような気がする。そんなの掴むな、って話だけど。


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