じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

PS5所有者として、今回の「PS5値上げ」に思うこと。

 平日休みの日。もう8月も終わりだし、部屋の片付けとか、Amazonで気晴らしのつもりで買って、まだ段ボール箱に入ったままのものを開けたりとかしなきゃな、でも、『ライブアライブ』を少し進めておくか……とやり始めたのが運の尽き。1年に何日かある「テレビゲームがやめられなくなり、それで終わってしまう日」となってしまった。
ライブアライブ』、って、スーパーファミコンのゲームのリメイクなので、ものすごく目新しいシステムがあるわけでもないし、サブクエスト盛りだくさんとか、クリアまで100時間、という圧倒的な物量でもないのだが、だからこそ、今の僕にはちょうどいい。1週間くらい時間を見つけてプレイすれば、クリアできそうなボリューム感。しかし最近は本を読んでないし、Netflixもあまり観ていない。そういう時期なだけなのかもしれないが、Netflixのアニメが、みんな同じように感じてしまうのだ。『ほっともっと』のお弁当が、主菜は違うはずなのに、飽きてしまう、というような。

 プレイステーション5が5000円くらい値上げ、とのこと。
 僕はすでに持っているので、値上げに対する衝撃は無いのだが、これだけみんなが欲しがっているのに買えない状態が続いているのは、なんとかならないものか。
 そして、実際に手に入れてみると、「PS5を持っていないとできないゲーム」というのはほとんど思いつかないのが現状だ。『FF7リメイク』もSteamでプレイできるようになったし、あとは『グランツーリスモ』くらいか。PS5でゲームをプレイする、というより、「なかなか手に入らないPS5をなんとか買うゲーム」になっているというか、手段が目的化してしまいつつある。Switchでしかできない任天堂のゲーム、高性能ハードが必要なジャンルを網羅するパソコン、Game Passのサブスクが売りのXboxと、それぞれのハードが魏・呉・蜀のようにそれぞれの個性を打ち出しつつ鼎立しつつあるなかで、PS5の個性は「なかなか買えない」だけになりつつある。むしろ、いつでも買えるようになったら、みんな買い控えるのではないか。PS5、ハードとしては、悪くないんだけどなあ、たぶん。このままでは、ハードが普及していないから良いゲームが出ない、という悪循環になっていきそう。

 明日は早出、遅番の金曜日なので、早めに眠剤を飲んで就寝。