じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

水卜麻美さんの結婚とウシュバテソーロの偉業に驚いた春の日

 お昼過ぎまで仕事。そういえば、次の土曜日はもう4月で、少し僕のスケジュールも変わる。
 職場は同じなので、転勤する時のような慌ただしさや緊張感はないけれど。
 これからの人生で、また、ああいう気分になる時があるのだろうか。あるとすれば、今の職場から退職するときくらいか。

 世間的には、もう春休みなのだよなあ。

 お昼、何気なくスマートフォンでニュースを眺めていたら(相変わらず「ニュースダイエット」しきれていない)、日本テレビ水卜麻美アナウンサーと俳優の俳優の中村倫也さんが結婚したいうのが流れてきて驚いた。付き合っているって話も聞いたことなかったのに、というか水卜さんって、「みんなに愛されているがゆえに、かえって、特定の相手ができにくいタイプ」なのだと勝手に思っていた。中村さんのほうからアプローチした、という話が伝わってきて、何事も、やってみるものだなあ、と。ただしイケメンに限る、という言葉も頭に浮かんできたけれど。
 水卜さんには、揉め事とは無縁で、幸せでいてほしい。こちらの勝手な期待であることはわかっているが。

 今日はなんだか疲れていて、夜、いつの間にか眠ってしまっていた。
 22時台に眠剤も飲まずに眠ってしまったおかげで、27時半くらいに目が覚めてしまって困った。とりあえず、明日が日曜日でよかった、と安堵しつつ、眠剤を飲んで、眠くなるまでドバイ国際競争の動画を観た。イクイノックスが逃げたときには、キングヘイローのダービーを思い出して悪い予感がしたのだが、直線ではムチも入れずに突き放しての完勝劇。これは強い。そして、この大舞台でいきなり逃げて勝ってしまうルメール騎手もこの馬もすごい。

 ドバイワールドカップは、ウシュバテソーロが後方待機から直線一気に伸びて勝った。道中最後方に控えていたのをみて、「これがこの馬のスタイルなんだろうけど、まあ、地方競馬の統一G1を買っていきなりここでは『家賃が高い』よなあ」と思ったのだけれど、本当に強かった。
 日本馬としては、2011年、東日本大震災の年にヴィクトワールピサオールウェザーの馬場で勝って以来のドバイワールドカップ制覇で、ダートで行われたレースでは初めての日本馬の優勝だ。
 正直、それが地方競馬の深いダートに適性があるようにみえたウシュバテソーロによって成し遂げられたことは意外ではあったのだが、終わってみればドバイのダートにも十分な適性があった、ということなのだろう。陣営も、よくこの挑戦を決断したと思う。
 フェブラリーSを圧勝したレモンポップは、距離が短かった可能性があったとはいえ完敗したのをみても、馬の馬場適性というのは、最終的には、走ってみないとわからないのかもしれない。
 1年前にウシュバテソーロが来年のドバイワールドカップで勝つと予想した人なんて、誰もいなかったはずだ。僕ももしかしたら、もっと自分を活かせる環境があるのかも……とは言っても、人間の場合、「芝かダートか」よりも選択肢が多すぎるんだよなあ。「走るのが速いかどうか」だけで価値が決まってしまうサラブレッドというのも、かわいそうな気はするのだが。足は遅いけどものすごく賢い馬とか、性格が良い馬とか、たぶんいるんだろうな。

 29時くらいにようやく再び眠気がやってきて、追加の睡眠。

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